会社 立て直し

潰れない会社の人の育て方

野生の動物はなぜ餓死しないのか。
それは腹が減ったら自ら飯を探しに行動するからである。

 

ではその餓死から逃れる方法はいつ覚えたのだろうか。
生まれたばかりの時は大抵親が食事を持ってきてくれる。
だが、ある程度体が成長すると、親の後ろについてまわって狩りの仕方を覚える。
そして、一人で狩りに行ってみる。

 

つまり、教えられるという機会がなければ動物は恐らく餓死する。

 

そして動物だから、狩りだから親の(教育者の)後ろに付いてまわるだけで良いかもしれない。
これが人の仕事だったら、、、

 

よくバルブ期やもっと前の社会人達は、仕事は見て覚えるものだという。
昔のそのやり方で上手くいったのは、仕事で使う道具がアナログだったからだ。
デジタルが当たり前の仕事の現場で0から何でもかんでも見て覚える等ということはできない。

 

ただし、昔のこのやり方は根本的に間違っているわけではない。
人は与えられた仕事だけをこなす機械ではないのだ。

 

だから、ある程度基本的なこと(ツールの操作方法など)を教えたら、仕事を丸投げするという手法は、雇う側からすれば怖いが、それが大事な教育になる。
責任は雇う側が取れば良いだけの話である。